真っ赤な夕焼けでより雄大に見えた雪嶽山の蔚山岩(ウルサンバウイ)と明鏡(生前の善事悪事を如実にうつし出す鏡)のように静かで澄んだ永郞湖の中に浸かっている虎岩(ボムバウィ:虎が身をかがめて座っているような形をした岩)を見て、その美しさに魅了された。永郎は徐羅伐に帰ることも忘れて長い間ここに留りながら風流を楽しんだと言われる。その時からこの湖は永郞湖と呼ばれるようになり、花郎の修練場として利用されたと伝えられている。
現在ここには有名な弓師らが弓道を磨く場があるほか年中市民の散策コ-スとしても愛されている。
また渡り鳥の到来地としても有名で、特に白鳥の群れが飛んできた景色は壮観である。天然記念物201号に指定されている白鳥は、10月下旬韓国に飛来し翌年4月故郷に帰っていく冬の渡り鳥である。白鳥以外にマガモやトモエガモも一緖に飛んできて晩秋から春までの越冬期間には、渡り鳥の群舞でその景色は壮観である。昔から永郞湖は浪漫がある湖として知られ、永郞湖を主題にした有名な詩も多い。
永郞湖は観光地開発事業によって、周囲8㎞広さ36万坪の敷地にコンドミニアムが一部建立されており、9ホ-ルのゴルフ場とカヌ-競技場もあり、修練場としての役割も担っている。その外ドライブコ-スとしてや散策路としても大勢の人々から愛されている。
▣ 虎岩(ボムバウィ)
永郞湖の中間地点の西南側に浸かっている大きな岩で、威厳がある形をしている。それはまるで虎のように見えることから虎岩と呼ばれるようになった。素晴らしい景観をなす永郞湖を訪れる人々は必ずといっていいほどこの岩に登る。昔は虎がでるほど鬱蒼とした森で人の往来がなかった所だったが、現在は昔の姿は無く、広い芝生とゴルフ場になっている。
▣ 交通アクセス
[公共交通]
市外バスタ-ミナルから徒歩20分、タクシ-で5分
[自家用]
束草から7番国道に沿って高城の方に向かって遡ると左側に永郎湖が見える。永郎橋を通り過ぎてすぐ左折すると湖へ向かう道になる。進入路はいくつかあるが、湖の情緖を満喫するなら必ず永郎橋を過ぎ左折するこの道を利用するのがいい。 |